チアリーダー刑事! |
この物語はフィクションであり、 実在の人物・団体・事件などとは、 いっさい関係ありません。 |
『船越タイディドラゴンズ・ファン感謝デー』開催中の加須スタジアムが、凶悪な13人のテロリストたちに占拠された。 拘束を免れた1人のチアリーダーが、残虐非道なテロリストたちを相手に、孤立無援の戦いを挑む! |
文章は、『蹴殺天使』に絵を 投稿した際、十四代目さんに 付けていただいたモノです。 感謝。 |
男はチアリーダーの身体能力を甘く見ていた。
180度開脚可能な柔軟な股関節と鍛え上げられた脚力、身体のバネを生かした多彩な蹴りで這う這うの体となった男はついに懐の拳銃に手を伸ばす。
しかし拳銃が抜かれた瞬間、彼女の顔に残酷な笑みが浮き…
-ボギョッ!-
奇妙な音と共に彼女の左脚が男のコメカミに鞭の様に絡みつく。
へし折られた頚椎が首筋に浮き上がり力なく折れ曲がる男の頭部。