Gothic Erotic Adventure

 前書き  遊び方
 1980年代、家庭用ゲーム機がまだ8bitだった時代。
 印刷物上で遊ぶことのできる"アドベンチャーゲーム"と言うものがありました。
 番号が振られた文章を、選択肢ごとにジャンプしながら、お話の展開を楽しむと言うもので、複雑なものではサイコロやキャラクターシートを使ったり、友達と別々の本をめくり合ってプレイするものまでありました。

 有名なものとしては、社会思想社から出ていた翻訳物の文庫本シリーズ。
 雑誌連載では、先日その偉大なる航海を終えた「ベーシックマガジン」に毎号掲載されていた、読者の投稿作品などがありました。

 そんなわけで、このHTML文書は、子供だった自分の想像力を激しく刺激してくれた、全てのアドベンチャーゲームに捧げます。
 と、まぁ前書きで偉そうなことを書きましたが、大したことはありません。
 基本的に全ての選択肢の行き着く先がバッドエンディングで、最終的には牝モンスターに犯され、酷い目にあって終わります。ただ、一つだけ主人公が生き残れるエンディングが用意されており、そこには全ルートマップへのリンクも御座いますので、そこら辺を目標に楽しんで頂ければ幸いです。
 物語
舞台は、剣と魔法の世界
全てが、まだ人間には計り知れず
一国の行く末を魔法が左右し
自然が神秘のヴェールに覆われ
暗闇で満ちていたころのお話。

 キミは傭兵として、アーヴィン卿の数ヶ月にも及ぶ遠征に参加し、見事に生きて帰ってきた。
 充分な報酬を手に入れ、西メレディスで最も富裕な都市スプレーグを訪れたキミは、酒場で食欲をたっぷりと満たし、かなり酔った状態で、真夜中の路地に出る。

 しばらく歩いていると、薄暗い小路に1人の娼婦が立っていた。
 女の姿は遠目から見ても、目を引くほどの見事な曲線を描き、近付くにつれ、その評価が間違い無いどころか、かなり控えめなものだったことに気付く。
「やらないか?」
「言っとくけど、けっこう高いわよ。」
 女の肉体の甘い香りが、キミの嗅覚を刺激し、いっそう性欲をそそる。
 エーヴェルス中を旅し、ありとあらゆる美しいものを見てきたキミでも、彼女の美貌と、妖艶さには思わず息を飲んだ。
 特にその瞳は美しく透き通るようで、男を幻惑してやまない妖しい光を底に秘めていた。

 キミはアーヴィン卿の報酬の大部分を設備投資に当て、残りのほとんどは今夜の大盤振る舞いで使い果たしていた。
 もし今、彼女に高額な代金を支払えば、また明日から辛く苦しい傭兵生活に逆戻りだ。


でも、この女の春を買う。買わないで、もう少しのんびり暮らしてみる。


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