「んっ…」
キミはなめらかでしっとりとした肌の感触を楽しむように、両手を彼女の腰から胸へと滑らせた。キミの掌が触れた瞬間、彼女は身体を微かに震わせ、早くも瞳を潤ませている。
「くっ、はぁぁ……」
乳房を掌に捉え優しく揉み込むと、彼女の息は乱れ頬が上気していく。指に絡みつくような乳肉の柔らかさは戦慄を覚えるほど心地よく、油断すると漏らしてしまいそうだった。
「あ、あぁぁぁ、んんっ……」
勃起し始めた乳首を指で軽く摘み、抓くり廻し責め立てると、彼女は顔をしかめて身体を強張らせる。
“いける！”
並外れた性的魅力をもった美女とは言え、彼女も普通に感じているのだ。キミは自信を取り戻し、右手を彼女の下半身へと伸ばし、ぐっしょりと濡れた陰裂に沿って、指を滑らせる。溢れ出た愛液の助けもあり、陰唇を割って指をその奥へ差し入れるのに、まったく抵抗は感じない…。
“何だ、これは！”
指が第二関節くらいまで入った瞬間、膣口が強烈に収縮し、内壁が波を打つような蠕動運動を始め、指が奥へ奥へと引きずり込まれていく！
「はっ……くぅぅぅぅ、あんっ…」
耳まで紅潮させ身悶えする彼女の姿は、可愛らしい女性そのものだった。しかしキミの脳裏には、彼女が人間ではない何か他の魔物なのではないかという疑念と恐怖が沸いてくる。それほどまでに彼女の女性器は、異様な動きを見せ、キミの指を締め付け、吸い込み、弄ぶのだ。
これほどまでに複雑な動きを有する女性器に挿入したら、ペニスはどうなってしまうのだろうか?! 射精を我慢することはおろか、正気を保っていられるかどうかも不安になってくる。だが同時に、ここにペニスを挿入した時に体験するであろう快感を味わってみたいという、浅ましい情動にも駆られてしまう…。
| 隙を見て逃走を試みる | 挿入してその感覚を体験してみる |