口ビンちゃんは、かつて最先端のバレリーナ型ロボットでしたが、常に時代は変化して行くものなので、最近はその踊りだけでは、充分なお金を稼ぐことが出来なくなってしまいました。
でも口ビンちゃんは優秀なロボットだったので、すぐにその特性と能力を生かし、しかも給料もたっぷりと貰える、ナイスな仕事を見つけることができたのです。
それは、遺伝子研究所での試料採取オペレーターの仕事でした。
口ビンちゃんは、研究所に精子を提供してくれる男性のお手伝いするのです。
口ビンちゃんの外見は、ほとんど人間と同じように創られており、物凄く良く出来た生殖器も付いていましたが、男性から精液を採取する際は、主に手を使いました。
口ビンちゃんは、人間を楽しませることを目的に設計されたロボットだったので、相手の反応から、もっとも的確な行動を学び、選択することが出来ました。
それに、人間と違って疲れたり、不平不満を言うこともありません。
被験者の男性の中には、口ビンちゃんがロボットと言うだけで拒否反応を起こす人もいましたが、彼女の手にかかれば、それはまったく問題ありませんでした。
よぼよぼの老人ですら、まるでオナニーを覚えたての中学生のように、あっさりと追い込まれ、驚くほど大量に射精させられてしまいます。
そんなわけで口ビンちゃんは今でも、人間を楽しませるロボットとして、天手古舞いする毎日です。
おしまい