Gothic Erotic Adventure

 その快感を味わってみたいという誘惑に、キミは抗うことが出来なかった。怒張し切ったペニスに手を添え、彼女の陰裂に近づけていく。濡れた唇に先端をあてがい、若干力を込めただけで、弾力のある肉壁はぬるりと割れ、奥深くまで呑み込まれてしまった。

「んっ、くふぅぅぅ……」
 彼女は眉根を寄せ、微かに身悶えする。キミにはその振動が繋がった下半身を通じて、ダイレクトに感じとれる。下腹部の肌と肌が触れ合い、肉棒全体が彼女の体温に包まれ、身体と身体が融合していくような多幸感が広がっていく。

 しかし、そんな穏やかな心地よさが味わえたのも、最初の一時だけだった。
 彼女の腰がびくんと震え、膣内壁が収縮、ペニス全体に密着し、次の瞬間、亀頭部分にまるで別の生物の口のようなモノが吸い付いてくる!

 きゅっ、ちゅるるるるるる……
「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!」
 快楽の悲鳴を上げるのは、今やキミの番だった。
 その異様な感覚に驚き、思わず腰を引こうとするが、先ほど指でも体験した膣壁全体のねっとりと引き込むような蠕動運動と、特に入り口部分の万力のような締め付けに阻まれ、キミは1mmたりともペニスを抜くことが出来ない!

 どくっ、どくどくどく…
“まずい!”と思った時にはすでに遅く、キミは彼女の中で果てていた。彼女の上に圧し掛かり、腰も動かせず、膣内にペニスを挿入しただけで…。

 亀頭部にぴったりと密着した子宮口は、射出される精液を一滴たりとも逃すまいと、脈動に合わせて激しい吸引を繰り返した。それによって尿道を駆け抜ける精液の量と勢い、射精運動の長さと快感は倍増する!
 精巣が完全に枯渇し、空打ちが数回繰り返されてから、吸引もようやく治まっていき、キミは彼女の上に覆いかぶさるように崩れ落ちた。



 射精した後で感じる疲労感が、今回は異常だった。
 頭を撫ぜる彼女の手を感じ、目を開けると、彼女の瞳がキミの疲れ果てた顔を見守っている。

「あなたのすっごく美味しかった。
 でも私、もっと欲しいの……
 あなたの全てが…」
 これ以上、彼女に捧げるということが何を意味するのか、今のキミにも理解することは出来た。しかし、自らの意志で挿入を選択した時点で、キミは彼女に魅了され、魂まで既に奪われてしまっていたのかもしれない。

「あぁ…」
 全てを彼女に捧げるという自己陶酔、高揚感は何ものにも代え難く、胎内に回帰するような安心感にキミは包まれていた。
 その答えを聞くと彼女は微笑み、両腕、両脚をキミの身体に絡み付かせる。そして膣壁の圧力が増し、ペニスには戦慄するような快感が襲い掛かった。キミの身体は電撃で打たれたようにビクンビクンと跳ね上がる!

 彼女の女性器は、男性を性的快感で捻じ伏せ、精液を採取することにかけては非の打ち所の無い、完璧な搾精器官だった。
 入り口部分はペニスの根元を絞り上げ、決して萎えることを許さず、幾重にも連なった内襞のそれぞれは、独立した収縮弛緩運動を繰り返し、愛液のぬめりと伴って、ペニスを柔らかな手で扱かれているような絶妙な感触を与えてくる。
 そして最も人間では考えられないような動きを見せていたのが、亀頭部に密着する最深部の運動であった。そこに何があるのか、キミにははっきりと把握することは出来なかったが、無数の舌のようなものが渦巻くように絡み、ぐにゅぐにゅと揉まれ、時には吸いつかれる。まるでもう一つの口腔でフェラチオをされているような感覚である。
 膣内のあらゆる部分が変幻自在の動きでペニスを翻弄し、決して慣れることの出来ない快感に神経は焼き狂わされる。その攻撃にはどんな男も耐えることは出来ないだろう。

 キミの睾丸は一瞬でせり上がり、肺は酸素を求めぜいぜいと喘いだ。
 身体からは汗がどっと噴き出し、限界を完全に越えた次の射精の準備し始める…。

 この次に射精したら、なす術も無く何もかもが流れ出してしまうかもしれない。キミは目をつぶり、下腹部の筋肉を引き締め、せめて少しでも長くこの快感に耐え、生きながらえようと全力で射精衝動を押さえ込む! 人知を超えた快楽の渦に何度も飲み込まれそうになりながら、キミは必死に持ち応えていた…。

「素敵、あなた我慢しようとしているのね。
 私、人がそうやって必死に戦おうとしてる表情が好き。
 でも、一番好きなのは、快楽に屈服する瞬間…。」

 彼女はうっとりとキミを見つめながら、嗜虐的な微笑みを浮べたかと思うと、ギュッと抱き締め、唇を奪った。

「ッ! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 次の瞬間、キミは屈服し、彼女の中で弾けた。
 一度決壊した堰はもろく、尿道から迸る噴流に押し流され、彼女の奥に吸い込まれていく。最後にキミが感じたのは、全生命力が流出し、細胞レベルで彼女に吸収されていく悦びと戦慄の感覚だった。

Game Over


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